一日の献立配分は人それぞれ
こんにちは!今日は三食の食事バランスについてです。
3食のバランスは、朝食をしっかり食べたい、昼食にボリュームを、やはり夕食が少しでも豪華に、など人それぞれです。
栄養士による栄養指導では、一日に摂れるたんぱく質を3で割った食事を指導されます。
最初は私もその通りにしよう
と努力もし、守るようにしていました。(数か月ですが、、、)
でも、主人の場合は夕食時に少しアルコールを飲みたいので、やはり夕食の量と質を高くしたいので、朝、昼を少なくすることにしました。
昨夜の夕食💛
作り置きは必須!
左の大きなお皿はほとんどたんぱく質のないもの
もずくは腎臓に良いと聞いたのでなるだけ出すようにしています。
種類が多いのは、ほとんど作り置きがあるからです。
毎日1種類を3-4日分作っているので、冷蔵庫には常に数種類が入っています。
それも、凝ったものではなく、筑前煮やお浸し、酢の物、ピクルスなどありきたりのもので、楽ちんです!
毎日1種類、、、これが日々のイライラを解消するコツです。
餃子の計算
餃子は作りました。計算が面倒(-_-;)と思うかもしれませんが割と簡単です。
餃子の皮は、市販のもので、パッケージにたんぱく質も書いてあります。
具の方は、例えば皮が50枚だとすると、1枚につき3グラムのひき肉を入れるのなら3x50で150グラムにします。(スーパーで買う場合150gに近いのを購入)
これで皮が1枚につきたんぱく質0.5gとするとお肉は0.6g(肉15gでたんぱく質3なので、3gだと0.6gとなります)合わせて餃子1個につきたんぱく質1.1gとなるわけです。
量を増やしたいので、ニラ、キャベツの他にシイタケ、レンコンを細かくして入れます。つなぎには卵は使わず、山芋をすったものか、面倒なら片栗粉と水で、、
これは冷凍できるので作っておくと便利ですよ!
まだ余裕があったので揚げ出し豆腐を付けました。
で、この食事のたんぱく質は
揚げ出し⇒4.5g(前の回に書いたように、豆腐75gなので)
餃子⇒4.4g(コマがややこしくならないように4.4の場合は4.5にと計算します)
合わせて8.9g(これも9gと計算します。)
これに白米150g⇒たんぱく質3g を付けて、合計12gとなるわけです。
小数点以下は繰り上げて、少し余裕を持った計算にしておくのが安全、なぜかというと
野菜などにもたんぱく質は含まれていますし、計算間違いがあるかもしれないので、、、
この細かい切り上げが11年続いたことにつながると思っています。
まだ食事療法を始めたばかりの方、慣れてくると全然大丈夫!
ご安心を(^_-)-☆
便利!これで楽チン計算(人´ з`*)♪
今回は腎臓病ならどなたも頭を悩ますたんぱく質計算について書いてみます。
よく使う食材のたんぱく質は?
肉、魚、豆など、すべての食材と言っていいほどたんぱく質は含まれています。
とは言っても、肉30gがすべてたんぱく質というわけではなく、赤身の肉なら15gにつきたんぱく質は3gなんです。魚も同じです。
脂身が入るとたんぱく質は少なくなりますが、基本は15g⇒3gと変換します。
豆腐は木綿、絹ごしなど種類によって違いますが約50gでたんぱく質3gとなります。
忘れてはならないのが白米、、、
銘柄によってばらつきはありますが、150g⇒たんぱく質3g
パンは10g⇒たんぱく質1gと変換します。(正確には少しの違いはありますが、長続きさせるためには誤差にあまりとらわれすぎない方がいいです)
まとめてみますね!・
- 肉、魚15g・・・3g
- 豆腐50g・・・3g
- 白米100g・・・2g
- パン10g・・・1g
よく使う食材なので、何回かすると自然に頭に入りますよ(^o^)/
電卓に代わるもの
最初は食材のgを図っては電卓をたたき、朝食は、、昼食は、、とメモしていました。
それが数か月続くと疲れてきて、何だかすべてのことが面倒になり、この先いいことなんかない、、なんてことまで考え、日々の暮らしが楽しくなくなってきました。
そこで考えたのがこれです!
例えば、たんぱく質40gでと指導を受けたならこんなコマを40個と、入れ物2個を用意します。
朝食に、ごはん150g、納豆(これはメーカーによって違いますが、パッケージに必ず書いてあります。だいたい1パックたんぱく質6-7g)の場合、合わせて9gですので、空の入れ物に9個のコマを移動させます。
もし8.5gの場合は、8個移動させその入れ物の横に1個置いておきます。
これを昼食の時にも同じように移動させます。
すると、夕食は残ったコマ分で出来るわけです。
私が11年続けてこれたのは、このやり方のおかげと言っても間違いありません!
是非是非!!!やってみてくださいね!
今日のお弁当💛全部でたんぱく質5gです
これの3分の1使いました
栄養表示もちゃんと載ってます、ありがたや~
慢性腎臓病とわかって
初めまして(^o^)/フリフリです!これから私が11年作ってきた腎臓病の食事やその病状、生活、工夫などについて、書いていきますのでよろしくお願いします。
腎臓病とわかって
2009年に夫は毎年受けている健診結果を聞きにかかりつけ医に、、、
すると「クレアチニンが高いので腎臓病専門医に診てもらうように」とのこと、
クレアチニンとは?そんなに大変な病気?腎臓病とは?
とりあえず総合病院の腎臓病専門外来に夫は一人で行きました。
夕方帰ってきた夫は肩を落として、「二年で透析らしい」と、、、
これが最初でした。
食事指導を受けて
二回目の受診は私も付いていきました。
診察後、「栄養士から指導を受けてください」と言われ別室へ、
そこではたんぱく質やら塩分やらが何グラム、一日の食べられる量などを教えていただきましたが、正直こんなこと出来るのか?朝から晩まで計算するのか?それで本当に悪くならないのか?これはめんどくさい、、、ずっと??などなど、、
疑問や不安で一杯でした。
腎臓病とは?
PCで調べ、本も読み、難しい文章を何度も読み、私の頭で理解できたのは、
1 治らない
2 食事で進行を遅くすることができる
3 血圧が高くならないようにする
この三つだけでした。
そしてこの三つを頼りに、あれから11年、まだ透析にはなっていません!
全く症状がないからわからない
血液検査をしている方はたくさんいるでしょうが、ざっと目を通して「コレステロールが少し高い」「中性脂肪が、、」「血糖値が心配」この程度で終わっていませんか?
クレアチニンなんて目にもとめていない、しかも基準値より0.1位上でもたいしたことない、なんて思っていませんか?
ほかの項目と違ってクレアチニンは基準値をこえると、いや基準値ぎりぎりの段階で気付くのがとても大切で、透析になるか、ならずに一生を過ごす分かれ道なんです!
かなり悪くなるまで症状がでないので、自分で気付くしかないのです。
中には少し高いくらいでは指摘しないお医者さんもいますので、、、
クレアチニンを見て!
これが一番最初に言いたかったことです。
同じように今頑張っている方、毎日の食事作りで疲れている方、諦めかけている方、
時々お読みいただけたら幸いです。
今年の主人用おせち💛